1/12 M14
こんにちは。
今回は完成した1/12 M14を紹介しようと思います。
実銃はWWⅡ以降の米軍制式採用小銃で、ベトナム戦争で色々な不具合が露見しM16にその座を奪われてしまいます。
ですが7.62mm弾を使用する強力なパワーは特殊部隊や狙撃銃として能力を発揮し、近代化改修をされて現在でも使用されているという大復活を遂げた銃となっています。
メディアでは「フルメタルジャケット」の"微笑みデブ"、「ブラックホークダウン」のランディ・シュガート一等軍曹など、印象的なシーンに登場するので知っている方も少なくはないと思います。
狙撃型をはじめ様々な種類のあるM14ですが、今回はスタンダードなウッドストックタイプを作ってみました。
木と鉄、って古めかしさを感じますね。
使った素材は
プラ板0.3,0.5,1mm
プラ角棒1mm
プラ丸棒1,1.5,2,4mm
です。
それを合わせて削って張り付けて…で作ってます。
レシーバーはネット上の写真とにらめっこしながらそれっぽく仕上げました。
ストックは型紙から切り出したプラ板を重ねて削り出し。
あとはトリガー周り追加して、フロント部分弄って完成。
年末年始のお休み利用して構想練り始めてから本体完成まで大体3,4日ぐらい掛ったかな?
内1日はずっとレシーバーの画像見てました。
塗装はつやけし黒+少量の銀を混ぜたものと他の方がやっていた木目調塗装にしました。
手順はラッカーの艦底色の上に水性のウッドブラウンを塗り、素早く塗ったものとは別の筆で
横方向に筋を作ります。
そのあと紙やすりで整えて完成です。
本当はこのあとクリアイエローを吹くと良いらしいですが、艶消しスプレー吹いて終わらせました。
実物見ると「あれっ?」ってなりますが、写真だとそこまでわからないから良いかなって…
伊織「プラ板ぎっしり詰まってるから、見た目より重量感があるね。」
リトルアーモリーのグローブ使ってますが、やっぱライフルストックは構えづらいです。
リトルアーモリー M24 SWS発売時にも話題に上がりましたが、解決法としてはグリップ部分を
削り込むぐらいしか思いつかないです。
ただ完璧に握りこめるぐらいまで削ろうとするとリアルさに欠けてしまうので、そこは使用者の裁量に任せるしかないですねー
伊織「やっぱピストルグリップ一択でしょ。」
以前から作りたいなーと思っていたM14ですが、どうにも製作に踏み出せない理由がレシーバーの複雑さ
でした。
とは言っても鉄と木の銃。鉄板から作ってる(実際は分からない)ならプラ板からでも作れるのでは?と思ってやってみたら意外と何とかなりました。チャレンジは大事ですね。
製作途中で複製とか考えたのですが、割と完成間近の状態で「これは綺麗に複製できないだろー」と断念しました。そのかわり、設計のメモは大量に残してあります。
次はこれを使って…ってTwitter,TINAMIに答えは出ているんですけどね。
今回はここまで。