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1/12 M14 EBR


こんにちは。今回は製作したM14 EBRを紹介しようと思います。

実銃はM14を改装したものです。

米軍制式小銃から降ろされた後もM14は、M16で使用される5.56mm弾よりも威力の高い7.62mm弾を使用することから強力な火器を求める特殊部隊で重宝されてきました。

そして2000年代からM14の改修計画がスタート。結果NAVY SEALsに採用されたのがこのM14 EBR(Mk14 EBR)になります。

その後は米五軍に名前や詳細は違えど採用され、現在でも使用されています。

みなさん知っていそうなところだと「CAT SHIT ONE THE ANIMATION」でボタスキーが使用していた、ぐらいですかね。

パッキーにゴテゴテ付けすぎって怒られてたシーンは印象的でした。

M14(Mk14?)EBRにはMod 0とMod 1の2種類があり、Mod 1はM4ライフルのような可動式ストックを備えており、Mod 0はワイヤーストックのような可動式ストックを備えてるらしいです。

今回は特徴的なMod 0にしてみました。

レシーバー周りの完成風景

アッパーレシーバーはM14製作時に残したメモから若干改良したものを使用。

ロワーレシーバーは0.5mmプラ板の箱の上から、特徴的な模様(肉抜き加工?)を彫った0.5mmプラ板を接着しています。

ハンドガードになる予定のパーツ。アパートみたいになってます。

最近のハンドガードは穴だらけなので作るの躊躇うことも結構あるんですよね。

放熱口は開けたい部分の両端をドリルで開口、間をデザインナイフで繋いで、細切りにした紙やすりで処理

って方法でやってます。ネットで見た方法の応用ですが、結構綺麗に開けることが出来ますよ。

(原案? は軽く穴あけ、穴と同じ幅のタガネで繋いで流し込み接着剤で後処理って感じだったと思います。)

(実銃では)カイデックスのカバー、レイル、バレル、グリップ、ストックを揃えた状態。

カイデックスのカバー、左右で形状違うんですね…接着後に気付いたので大慌てで何とかしました。

バレルはウッドストックM14と同じ寸法です。

ストックはプラだと強度的に不安なので1mm真鍮製と1.6mm真鍮パイプで製作。

ストックエンドのおぞましい肉抜き穴は「折れないように」と祈りながら穴開けてました…

グリップ、レイルパーツはリトルアーモリーから流用。ただ、在庫が厳しかったのであまり見えない裏面とグリップ上は0.3mmプラ板をみじん切りにして自作しました。

一定の幅にする、間隔と等分にする、泣きたくなるぐらい辛いとひどい作業ですが、代用にはなりそうです。

ややオーバースケールな気もしますが、わかりやすくて良いんじゃないかなーと個人的には気に入ってます。

色々セットアップしてみました。

金属部の塗装は艶消し黒+銀の配合を変えてみました。迷彩とかロワー~ハンドガードが無塗装っぽい銀の配色とか考えたのですが、何だか微妙に思えてこちらに。

こっちはこっちで鈍く光って良いなーと思ってます。

綾音「フロントが太くて構えづらい」

そう思ってフォアグリップ装備済みです。

伊織「ボタスキーカスタムです」

綾音「重たい…まともに取りまわせないよー」

実銃では軽量合金とはいえ金属を多用しているEBRの方がウッドストックタイプより

重くなっているそうですが、443TACTICAL製のEBRは箱組みを多用しているので

プラ板ぎっしりのウッドストックタイプより若干軽くなるという逆転現象が起こっています。

ちなみにボタスキーのEBRは18インチの短いバレルを使っていました。

ウッドストックタイプとEBRの比較

同じ心臓部を持っていますが、フレームが変わるだけで別銃のように思えます。

 

「M14製作時に残したメモからもう一度同じものが作れるか」という個人的な実験の結果です。

本当はM21とかSOCOM16とかにしようかと考えたのですが、地獄のストック削りに嫌気がさしたので

EBRに逃げました。

が、実際はこっちの方が修羅の道でした…

写真みて「どうやれば形作れるのか」とげんなりし、構想練ってる最中に「これ本当に作れるのか」と

げんなりし…折れそうなプラ板と闘いながらなんとか完成できました。やったね。

まあ、おおきな凹モールドへの対処法とか分かったからそれだけでも十分な成果だと思ってます。

綾音「取り回しずらいから18インチモデル作って!」

二度とは作らないでしょう。


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